ペアガラスにリフォームする費用を抑えるには?
ペアガラスにリフォームするならば、サッシごとの交換を。
費用はかかりますが、これが効果的なリフォームの方法、費用が高いならば、ペアガラスに窓を追加するのはいかがでしょうか?
二重窓ならば、費用を抑えて高い効果が期待できます。
数年前にローコスト系の住宅が、大ブームになったことがありました。
坪単価を見ると、まあ安い!しかし仕様を見ていくと驚きの数々。
網戸がついていないのは、まあしょうがないとしても、ガラスが全て単板ガラスだったのは驚きました。
地域にもよるとは思うのですが、今時ペアガラスが入っていない新築住宅を見たことはありりません。
2010年の統計で、一戸建て住宅におけるペアガラスの普及率は90%強。
ですから、今さら単板ガラスをペアガラスにリフォームするというご家庭は少ないでしょう。
ちなみにペアガラスの1平方m当たりの価格は3万円程度。
これに1枚あたり1万円程度の工賃がかかると考えれば、ペアガラスに交換するリフォーム費用の目安となります。
単板ガラスをペアガラスにリフォームするような工事ならば、それほど費用はかからないのです。
しかし、これではサッシは既存のもののまま、これでは充分な断熱性が得られるとは考えにくいのです。
サッシがアルミでは、いくらペアガラスで断熱性をアップさせても効果は限定的なもの。
どうせならば、サッシごと断熱性が高い樹脂製のものにリフォームしてしまう。
これが、効果的なリフォームとなるのです。
縦が1間、横が半間という、リビングによくあるスタンダードな掃き出し窓の場合。
ペアガラスとサッシごと交換してしまうリフォームだと1枚あたりの費用は15万円程度。
この場合、ペアガラスは通常のガラスを2枚用いたものではなく、Low-Eタイプのガラスを用いたもの。
これを用いれば、高い断熱効果が期待できるのです。
単板からペアガラスというリフォームではなく、ペアガラスからLow-Eペアガラスへのリフォーム。
加えて、アルミサッシから樹脂サッシへのリフォーム。
費用はかかってしまいますが、その分の効果は期待できるでしょう。
サッシごとのリフォームの費用はどうしても高額になってしまいます。
ならば、サッシとペアガラスをリフォームするのではなく、窓をもう一枚内側に追加する。
二重窓にするというリフォームはいかがでしょうか?
費用は、先ほどと同サイズのものなら8万円程度、半分ほどの費用でのリフォームが可能です。
工事も既存のペアガラスにもう一枚追加する方法ですから、1枚交換するのにかかる時間は1時間程度。
家中の窓をリフォームしても、1日もあれば充分でしょう。
ただ、窓と窓の間のホコリが気になるとか、窓を開けるのに2枚開けなければならないから面倒とか。
二重窓ならではの、多少の不便差はあるのです。
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