ペアガラス デメリット

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ペアガラスのデメリット、こう考えてみると、本当にデメリットがないのがペアガラス。

 

修理費の高さや、ペアガラス内結露など、多少のデメリットはあるものの、メリットと比較すると、デメリットはもうないに等しいのが、ペアガラスなのです。

 

今、新築の住宅を建てるとすると、大抵ペアガラスが標準装備になっています。

 

それぐらい信頼性が高く、広く使われているペアガラスなので、デメリットなんかない。

 

そんな風に考えがちですし、実際にデメリットはほとんどありません。

 

ただ、無理やり考えていくと、、、やっぱりあるんですね、ペアガラスのデメリット。

 

例えば、ペアガラスに用いられているLow-eガラス。

 

これは、御存知の通り金属の皮膜をペアガラスの片面に施すことで、太陽の熱を反射しようとするガラス。

 

ですから屋外側にLow-eガラスを使っている場合、室内側に使っている場合。

 

それぞれで、機能が変わってくるのです。

 

屋外からの熱を入れたくない場合は、屋外側にLow-e加工を施してあるペアガラス。

 

屋内の熱を逃したくない場合は、屋内側にLow-e加工を施してあるペアガラス。

 

このように、使い分けをしなければなりません。

 

例えば、北側に面している部屋ならば、そこに用いられるペアガラスは、屋内側にLow-e加工が施されたもの。

 

そうならなければいけないのですが、まあペアガラスの使い方が間違っているケースの多いこと。

 

こんな風になるのがペアガラスのデメリットです。

 

他にペアガラスのデメリットを考えてみると、修理費用が高いという点があげられます。

 

ペアガラスは単に２枚のガラスが組み合わされているだけではありません。

 

ガラスの間にガスが封入してあったり、真空になっていたり。

 

断熱性を高めるために、近年では様々な工夫がされているのです。

 

こうなると、万が一ペアガラスが割れてしまったら、修理費用が高くつく。

 

単に、ガラスをはめればいいというわけではないからです。

 

これがペアガラスのデメリット、といっても、大きなメリットに比較すれば些細なことにすぎないのですが。

 

そして、ペアガラスのデメリットと言えば、ペアガラス内に生じる結露のことを考える必要があります。

 

ペアガラス内で結露した水滴が、逃げ場がないからそのまま溜まっていく。

 

これでは、ペアガラスは性能を充分に発揮することができないのです。

 

そして、大抵のペアガラスの保証期間は10年。

 

これ以上の期間を過ぎたペアガラス内の結露を解消するには、どうしても自費で。

 

結構な負担になるのです。

 

この様にペアガラスにもデメリットはあります。

 

しかし、例えば光熱費の削減が可能などといったペアガラスのメリットと比較すると、デメリットは非常に小さい。

 

そのように考えることができるはず。

 

ペアガラス以外の選択肢はない、これは間違いのないことでしょう。

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