バルコニー 屋根 波板

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「バルコニー屋根」といっても、いろんな形状や素材があり、それぞれ特性が違っています。

 

ここでは、昔ながらの家でよく見かける「波板」に注目してみました。

 

かつて、バルコニーの屋根といえば波板が定番でした。

 

実際、ウチの実家のあたりだとまだ波板の屋根をよく見かけますよ。

 

波板とは、その名の通り”波“のような形状をしている板のこと。

 

従来は塩化ビニールを素材とするものが主流で、今でも駐輪場の屋根などで時々見かけます。

 

安価で加工しやすいのが特徴で、「DIYでバルコニーに屋根をつける」といった場合は塩ビの波板が実は一番カンタン。

 

ただ、塩ビは劣化しやすいのが難点です。

 

5年ともたずに割れてしまうこともザラのようで。

 

しかも、劣化すると貧乏くさく見える･･･ということで、最近はあまり使われなくなっているようです。

 

じゃあ、今はどんな素材が人気なのか？というと、ポリカーボネート！

 

耐久性があって割れにくく、採光性がありつつも紫外線や熱を除けられるというのが特長で、あらゆるシーンに使われている素材なんですよ。

 

加工しやすいのもポイントで、ノコギリや波板専用ハサミでカンタンにカットできます。

 

DIY初心者がバルコニーに屋根を付ける場合でも、ポリカ板なら比較的カンタンに施工できるのではないでしょうか。

 

安価で長寿命（10年以上もつ）なので、コスパという観点では非常に優秀な波板素材と言えるでしょう。

 

ただ、加工しやすいとはいってもやはりコツはありますので、不器用さんは業者に依頼するか、メーカー各社が出しているポリカ波板の屋根を買って設置するというのが無難なんじゃないでしょうか。

 

例えば、LIXILの「ナーラテラス」の屋根は波板タイプで、素材はポリカーボネート。

 

スタンダードな波板を用いたお求めやすいテラスです。

 

LIXILナーラテラス 1500タイプ

 

クリア、ブロンズ、ブラウンスモークマット、グレースモークマットと、波板のカラーバリエーションも豊富なので、家の外観に合わせて選び分けられるというのがイイですね。

 

透明な波板が悪目立ちして貧乏くさく見える場合もありますから、このカラバリは魅力的です。

 

積雪地専用タイプもあるので、強度の面も安心感がありますね。

 

DIYで施工するとチープに見えてしまうリスクがある波板も、メーカーの商品となるとスタイリッシュに見えるから不思議！

 

他に、YKKAPからも波板のバルコニー（テラス）屋根が販売されているようです。

 

「バルコニーに屋根をつけるなら波板にこだわりたい」「でもDIYする自信はない」という方は、メーカー各社の商品をチェックしてみると良いでしょう。

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