モルタルの外壁リフォーム!知っておくべきポイントは?
そもそも、モルタルとはどのような素材なのでしょうか?
外壁材としてのメリットとはどのようなところにあるのでしょう。
モルタルとは、セメント+砂(直径が5mmまでの砂利)+水+混和剤で構成される素材のこと。
コンクリートに比べると強度は劣るものの、そのきめ細やかさや滑らかさが広く愛されてきました。
また、耐火性に優れていることに加えて、「30年は大丈夫」と言われる耐久性の高さも評価されています。
その一方で、クラック(ひび)が入りやすいというデメリットもあり、他の外壁材へのリフォームを検討するケースも多いようですね。
では、モルタル外壁をリフォームする場合、他のどんな外壁材への変更が人気なのでしょうか?
外壁材と言っても様々なものがありますが、人気が集中しているのはなんといってもサイディング。
職人さんが塗って仕上げるタイプの壁ではなく、工場で大量生産された大きなパネルのようなものを継ぎ合せるタイプの外壁です。
価格・デザインのバリエが豊富なことが人気の秘密。
モルタル→サイディングへのリフォームの場合には、既存のモルタルを全て撤去してからサイディング用の下地を作ることになります。
費用としては、撤去に2,000円/m2、下地の石膏ボードを張るのに1,440円/m2、これにサイディング取り付け費用(種類によって変わりますが、相場は4,000円/m2程度です)が加算されます。
「外壁のリフォームをするなら、そのままモルタル?それとも、サイディング?」と迷っている方も多いのではないでしょうか?
現在はサイディングが主流とはいえ、10年もすれば目地のメンテナンスが必要になりまうし、モルタルにはモルタルの良さがありますし…どちらを選ぶのが正解とは言えません。
これはもう、個人の趣味の世界…。
ただ、最近は、モルタルを塗る時にステンレスやファイバーグラスを塗り込むことによってクラックを生じにくくする工夫なども施されているようですから、「クラックが入りやすい」という欠点はかなりカバーできているようですよ。
外壁塗装の総合情報
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