お金はかけたくない!メンテナンスフリーな外壁ってあるの?
家の顔と言っても過言ではない外壁は、ただ強いだけじゃ物足りない!
どうせなら、ルックス&機能性の両方を兼ね備えた外壁材をセレクトしましょう。
メンテナンスフリーの外壁材として、「サイディング」を挙げる方が多いようです。
中には、「サイディングだったら塗り替えの手間とお金がかからない」なんてまことしやかに語っている業者も…?
しかし、それは誤解!
サイディングの場合、パネルの継ぎ目を埋めている「コーキング」の劣化は免れませんから、10年を目安に補修が必要となります。
また、表面は塗装されているわけですから、その塗装が劣化すれば白い粉を吹いたり、錆びたり、ヒビが入ったり…といった劣化は当然起こり得ることです。
ですから、「メンテナンスが要らない」という理由でサイディングへのリフォームを検討しているなら、それは大きな勘違いと言えるでしょう。
では、本当にメンテナンスフリーな外壁材とはどのようなものを指しているのでしょうか。
トタンは錆びますよね?
モルタルはクラックが入りやすいですし…。
そこで候補に上がるのは、まずはタイルを使った外壁。
タイルは色あせしにくいというメリットがありますから、再塗装の手間と費用が省けます。
見た目に重厚感と高級感があるので、ちょっとやそっとの汚れなら、むしろ“味”が出てイイ感じになるかも…?
ただし、目地や下地の接着剤は劣化します。
15年に一度は、これを打ち直すメンテナンスが必要になると考えたほうが良いでしょう。
…となれば、あとはレンガ!
塗装ではありませんので色が剥げることもありませんし、貼っているわけではなく鉄筋を通して積み上げているものなので耐久性・耐震性も高い!
無機質なので、カビやコケにも侵されにくい!!
なにより、見た目のヨーロピアンな雰囲気にあこがれて、レンガの外壁にリフォームする方も少なくないようです。
レンガの他にも、「メンテナンスフリーな外壁」として最近注目されているのが、「樹脂サイディング」です。
これは、表面に塗装をするのではなく、材料自体に顔料を練り込んであるのだとか!
ですから、経年劣化で色が剥げる・褪せるという心配がないのです。
しかも、コーキングを使用していないので、打ち替えのメンテナンスも必要ナシ。
次世代の「メンテナンスフリー外壁」と言えるでしょう。
一方で、天然の杉板を使ったリフォームで成功している例もあるよう。
「ウッドロング・エコ」という木材保護材を外壁に塗っておき、雨の力を借りてこれを浸透させることによって外壁の防腐効果を徐々に高めていくのだとか。
「雨を吸いやすい」という木の性質を利用した逆転の発想ですね。
せっかくのリフォームですから、色んな外壁材やアイデアを参考にしてみることをオススメします。
外壁塗装の総合情報
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