固定資産税のナゾ…リフォーム後は上がる?
知っているようでいて、意外と知らない固定資産税のこと。
まずは「固定資産」というものの基礎からおさらいしてみましょう。
固定資産税とは、「固定資産」=土地や家屋などを所有している人に課せられる税金のこと。
その固定資産の“価値”(「固定資産税評価」といいます)を元に税額が算出されます。
税率は「1.4%」と決まっていますが、問題は、その“価値”がどれほどのものになるかということ。
当然、価値が「高い!」とみなされたものほど、税額もUPするということになりますよね?
この価値は、基本的には3年に1回の頻度で行われる「評価替え」によって決まります。
つまり、普通に考えれば、新築から年数を経れば経るほどに評価は下がり、税額も下がっていくハズなのです。
しかし、そこで付きまとうのは、「外壁リフォームすると、家の価値が上がってしまうのでは?」という疑問です。
結論から言うと、外壁をリフォームしたとしても、固定資産税には影響はないようです。
なぜなら、「新築」でも「増築」でもないから。
固定資産税についてのルールを定めている「地方税法」に法って判断すれば、この場合は評価を見直す必要はないのです。
また、外壁をリフォームする程度であれば、新築や増築の際に必要となる「確認申請」という書類を提出する義務もありません。
ですから、増税しようにも、行政自体がそのリフォームに気づかない!
ですから、リフォーム後に固定資産税が見直されて上がってしまったという例は少ないわけです。
…確かに、いくらバージョンアップとはいえ、古くなったものを補修するわけですから、「単なる原状復帰」だと言えばそれまでですからね。
とはいえ、厳密に言えば、固定資産税が上がる可能性もゼロではありません。
外壁材を張替えて、断熱性能を高めたりすれば…それって、元の外壁よりも明らかに性能が上がってますよね?
「家」としての評価は、当然、上がってますよね!?
…というわけで、自分では単なる「原状復帰」のつもりだったのが、厳密には「増築」となって課税されたというケースも。
「なんとなくスッキリしない」「もし増税なんてことになったら困る…」と気になるようであれば、リフォーム前に地方自治体の窓口に問い合わせてみるのが確実でしょう。
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