「ガルバの外壁」って?特徴を教えて!
そもそも「ガルバ」って一体どんな材料なの?
…まずはその段階からつまずいている方も多いのではないでしょうか?
ガルバとは、正式には「ガルバリウム鋼板」という外壁材のことです。
ガルバ=「ガルバリウム鋼板」とはアルミニウム55%+亜鉛43.4%+シリコン1.6%で構成される鋼板。
鉄板に比べると「耐食性に優れている」=要するに、くさりにくいという性質があることから、広く用いられています。
住宅の外壁に使われる鋼板としてはトタン板が馴染み深いと思いますが、トタンに比べると耐久性はケタ違い!
…というわけで、外壁リフォームでガルバを検討するケースも多いというわけです。
いくら耐食性が高いとはいえ、ガルバも金属であることに変わりはありません。
ですから、残念ながら「全く腐食しない」という夢の素材ではないわけです。
実際、外壁リフォームでガルバを使用したケースを見てみると、やはり程度の差こそあれ腐食が進行しているケースも少なくないのです。
しかも、ガルバには、「傷がつきやすい」という決定的な弱点があります。
ゆえに、その傷部分から腐食が広がっていくという例も多いのだとか。
もちろん、表面には錆びを防止する塗装も施してありますが、それでも他の金属粉による「もらい錆び」を免れることはできないという事実を知っておくべきでしょう。
では、「外壁リフォームでガルバを選ぶ」というのは、プロの目から見るとどうなのでしょうか?
ネットに上がっている専門の業者の方々の意見を参考にしてみると、「オススメできない」というのが定説のようです。
確かに普通の鋼板に比べれば耐久性は高いものの、数年で腐食することには違いない!
中には「10~20年は持つ」と言われてリフォームに踏み切ったのに、10年も経たないうちに赤い錆びが出たなんてケースもあるのだとか…。
保証を巡る消費者トラブルも多いようなので、安易に金額の安さだけにつられたリフォームに食いつかないようにご注意ください!
外壁塗装の総合情報
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