他よりも高いフッ素系塗料。強みを教えて!
単価が高いということは、抜き出た特長があるということなのでしょう。
フッ素系の塗料を使って外壁塗装した場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
フッ素系の塗料…正確には「フッ素樹脂塗料」は、「耐候性が高い」ことが最大の強み!
ポリウレタン樹脂+溶剤+炭素+フッ素を結合したものでできていて、その耐久性はアクリル系塗料の4倍とも言われています。
実物をご覧になると分かるのですが、フッ素樹脂塗料で塗った外壁は艶が違う!
それだけ、塗膜の質が高いということですね。
見た目からも「なんかスベスベしそう」という印象を受けますが、実際、雪の滑りも良いのだとか。
ゆえに、雪国では屋根材としても多用されているのだそうです。
また、酸性雨や紫外線への耐久性も高いので、外壁が長持ち。
見た目の美しさ(光沢感)と機能性を両立させることに成功している…というのが、フッ素系塗料の単価が高い理由の一つと言えるでしょう。
では、実際のところ、他の塗料とフッ素系塗料の単価はどのくらい違うのか?
日本のごく一般的な「30坪の住宅」で、「モルタルの外壁塗装をする」と仮定してトータル金額を比較してみましょう。
まず、アクリルの場合は87万円、ウレタンは94万円、シリコンは98万円、フッ素は125万円。
次に、同じ30坪の面積で「サイディングの外壁塗装」について見ていきます。
アクリルの場合は120万円、ウレタンは125万円、シリコンは130万円、フッ素は160万円。
やはり、フッ素系の塗料は他の種類に比べて頭ひとつ分くらい高いですね。
費用が高くつくからには、フッ素系の塗料は相当長持ちするハズ!?
実際のところ、フッ素樹脂塗料で外壁塗装した場合は、どのくらい“持つ”のでしょうか。
一般的には、「20年」と言われているようです。
アクリルが5年、ウレタンが8~10年、シリコンが12~15年ですから、これはもう、フッ素は圧倒的!
単価が高いのもうなずける話です。
ただし、気候条件によっては10年そこそこでメンテナンスが必要になる可能性もゼロではありません。
その場合、保証内容によっては無償で再塗装してもらえることもありますので、事前に「何年保証なのか」をチェックしておくことをオススメします。
外壁塗装の総合情報
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