アスベストをまき散らすな!人体&環境への害をなくすために…
そもそも、アスベストとはどのような物質なのでしょうか?
また、どのような種類の外壁材に多く含まれているのでしょう。
アスベストとは、いわゆる「石綿」。
理科の実験でよく登場した、アノ「石綿金網」と同じ素材です。
専門的には「天然の鉱物繊維」と言われていて、非常に細かい繊維状の形態が特徴的です。
その名が広く知られるようになったのは、その健康被害が問題になったから。
アスベストを吸い込むと、なんと、肺の奥の奥まで入り込んでしまう。
その結果、悪性中皮腫や肺がん、良性石綿胸膜炎、びまん性胸膜炎、胸膜肥厚…等々、命に関わる深刻な病気を引き起こしてしまう可能性があるのです。
…と言っても、どこか遠くの世界の話のように思われるかもしれませんが、実は、私たちの住宅の外壁にもアスベストが含まれているものがあります。
実際、阪神・淡路大震災の時には、建物の解体や改修に伴ってアスベスト濃度が上がってしまったという苦い事例があります。
では、どのような外壁にアスベストが入っているのかと言うと…。
最も危ないのは、サイディングの外壁。
特に、窯業系サイディングはリスクが高いようですね。
また、モルタルの壁であっても、モルタルを作る時に加えた「混和剤」の中にアスベストが入っている可能性があります。
普通に生活しているレベルでは特に被害がなくとも、外壁塗装に際して外壁を高圧洗浄した時にアスベストが飛散するという可能性はゼロではありません。
「え~、でも、高圧洗浄って外壁塗装では必要不可欠な工程じゃないの?」…ハイ、そうですよね。
下地の汚れや錆びを落としておかなければ、塗料の密着性も悪くなりますので…。
そこで開発されたのが、高圧洗浄の要らない塗料「アドグリーンコート」。
特殊下地剤の働きにより、古くなった屋根材の強度をUP!
高圧洗浄ナシでも密着性が高いので、洗浄でアスベストを飛散させる心配がありません。
しかも、スゴイことに、アスベストの繊維を結束させる作用もあるのだとか!
これなら、環境にも人体にも優しい。
詳細は『外壁塗装ナビ』というサイトで詳しく紹介されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
外壁塗装の総合情報
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