新築 風呂 タイル

トップページ ＞ 新築の風呂場が失敗する、その原因はご主人にあり?! ＞ 新築の風呂場に、タイルを敷き詰める大いなるデメリット

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新築の風呂場はタイル貼りにしたい。確かにタイル職人の仕事には近年のユニットバスにはない味があるもの。

 

しかし、そんな風呂がユニットバスに勝っている点は驚くほど少ないもの。

 

新築なら風呂場より別の箇所をタイル貼りにしたほうが良さそうなのです。

 

職人さんにより、一つ一つ手作業で貼られていくタイル。

 

機械によってできるような仕事ではありませんし、微妙なズレも生まれてくるもの。

 

そのズレがぬくもりを感じさせる、何ともいえない味があるものです。

 

新築の風呂場はタイル張りにしたい！

 

手仕事の良さが伝わるタイル張りの風呂、魅力的ではあるのです。

 

しかし、近年タイル張りの風呂場はすっかり廃れてしまいました。

 

それには、様々なタイル張りのデメリットがあるからです。

 

まず、コストが高いという点。

 

一つ一つ人の手で貼っていくタイル、仕上がりは職人さんの技能に大きく左右されます。

 

加えて、熟練の職人さんはどんどん減っていっています。

 

そんな職人さんに依頼するとずいぶんコストがかかるもの。

 

加えて目地が乾くまでに長い時間を要しますから、タイル張りの風呂にはコストだけでなく工期もかかります。

 

次にメンテナンスが面倒という点。

 

なかなか水分が乾かないのがタイルの目地、その部分に汚れもたまります。

 

汚れがたまらないようにブラシでこする、水気も飛びませんからカビが生える。

 

また、メンテナンス、、、日々の掃除が大変、これもタイル張りの風呂のデメリットとなります。

 

そして寒い、タイル張りの風呂とユニットバス。

 

比較してみると大いに違うのが断熱性、風呂場自体にもその周りにも断熱材が仕込まれているもの。

 

当然、暖かいのはユニットバスということになります。

 

加えて、浴槽に張ったお湯が冷めにくいのもユニットバス。

 

キズがついた場合など、かんたんに補修できるのもユニットバス。

 

どう考えてもタイル貼りの風呂場のメリットは少ないもの。

 

というか、ユニットバスに勝っている点はほとんどないのが、タイル貼りの風呂場。

 

理由なくしてユニットバスが広まった訳ではないのです。

 

どうしてもタイル職人さんの仕事を新築の家に取り入れたい。

 

こんな風に考えるなら風呂場はおすすめとはいえません。

 

例えばリビングをタイル貼りにする、こんなアイデアはどうでしょうか？

 

ペットと同居する家におすすめのアイデア。

 

水洗いができますからいつでも清潔、そんなリビングを実現するならタイル貼りなのです。

 

何となく寒そう、そう思うならば床暖房をタイルの下に仕込むとか。

 

今なら様々な方法を取ることができます。

 

そして、風呂場のように湿りやすい環境にはありませんから、カビの心配も低いとか。

 

どうしても、タイルを室内に使いたいならば、風呂場よりもリビング。

 

こんなふうに思うのです。

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