新築 風呂 カビ対策

トップページ ＞ 新築の風呂場が失敗する、その原因はご主人にあり?! ＞ 新築時にはカビ対策を踏まえて、風呂場のプランニングをおこなおう

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風呂場のカビ対策には新築時のものと、日々おこなうものの２種類があります。

 

新築時の対策はカビに強いユニットバスを選ぶこと。

 

そして日々、風呂場の湿度と温度をカビが嫌うものにすること。

 

この２つでカビ対策は万全なものとなるに違いありません。

 

システムバスが普及する前の昭和の話。

 

タイル貼りの風呂場が一般的だったころは、ずいぶんカビには悩まされたもの。

 

特にタイルの目地の部分に発生したカビは、どれだけこすっても落とせなかったものです。

 

システムバスが普及してタイルの目地がなくなった現在、状況はずいぶんマシになりました。

 

それでも、油断しているとコーキング部分を中心に、どうしてもカビが発生してきます。

 

新築の風呂場だけにいつまでもきれいに使いたい、そう思っているならカビ対策は必須。

 

では、どの様に風呂場のカビ対策をしていけばよいのでしょうか？

 

なぜ、タイルの目地やコーキング部分にカビが発生するのか？

 

それは、カビが発生する条件が整っているからです。

 

カビが発生するには栄養、湿度、温度、酸素の４つの条件が必要なのです。

 

そして、目地やコーキングは特に栄養の条件が整っているといえるでしょう。

 

栄養とは、もっとカンタンにいうなら汚れ、汚れを栄養にしてカビは発生するのです。

 

ですから、風呂場のコーキングなど汚れがつきやすい部分は特に念入りに掃除をするというのがカビ対策の第一です。

 

掃除をするといっても大量の洗剤を使うという意味ではありません。

 

洗い残しの洗剤もカビにとっては栄養になるもの、念入りにすすぎをおこないましょう。

 

次に、湿度について。

 

風呂場の湿度はカビが発生するのに適しているもの。

 

そこで、大切になってくるのが換気扇、そして風呂場の材質自体、速乾性のものを選ぶことです。

 

新築ならば、各メーカーが出している速乾性の床を持つユニットバスを選択できるはず。

 

加えて換気扇も強力な物を選んだり、風呂場用のランドリー、乾燥機能が付いたものを選んだり。

 

常に乾いている状態を保てるように、プランニングの段階からこだわりましょう。

 

カビ対策は日頃の掃除も大切ですが、新築だからできるカビ対策も大切なのです。

 

そして、最後の温度の問題なのですが、カビが発生しやすい温度は20から30度とされています。

 

ですから、昔はカビは夏場だけのものと考えがちでした。

 

しかし、最近の新築の家は断熱面が大幅に進化、冷えにくい風呂場が造れてしまうものなのです。

 

そこで、冬場でも風呂場のカビ対策・温度対策は大切になってきます。

 

温度対策とは何か？掃除が終わったときに、冷水シャワーをかける、これがカビ対策。

 

風呂場の温度を一気に下げてしまうという作戦ですね。

 

これで、ずいぶんカビの発生が抑えられるはず、冬場も忘れずにおこなって下さい。

 

以上が、新築だからこそできる風呂場のカビ対策となります。

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