リフォーム 費用 坪単価

トップページ ＞ 一戸建てのリフォーム費用の相場を調べて分かったこと ＞ 坪単価のマジックに注意！費用が定額制のリフォームは本当にお得？

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オーダーメイド色の強いリフォームでは、あまりなじみのなかった「坪単価」という言葉。

 

しかし最近は、坪単価ベースで簡単に費用の概算ができるプランを販売している業者も多数あります。

 

これまで、リフォームと「坪単価」という言葉が結びつかなかった理由。

 

それは、リフォームは

• 「どこを？」
• 「どのグレードの設備を使って？」
• 「どんな風に？」

工事するかによって金額が全く違ってくるからです。

 

例えば、「標準的なキッチンをごくスタンダードなレベルの設備でリフォームしたい」という場合。

 

費用相場は100～150万円となります。

 

一方、これがトイレとなれば20～50万円、リビングなら50～100万円となり、リフォームする場所によって費用が大きく異なることがわかります。

 

「全面を大規模にリフォームしたい」という場合は別ですが、部分的なリフォームでは「坪単価」という言葉はあまり使われません。

 

例えば全面的なリフォームを行う場合でも、その家の構造や配管の状態によってリフォームの金額は異なります。

 

ですから、個々の家の状態や希望の工事内容に合わせて細かく見積もりを取るのがリフォームの本来の姿なわけです。

 

しかし最近は、「坪単価〇〇円でリフォームします！」という謳い文句を掲げている業者も増えてきましたね。

 

これは、いわゆる「定額制」と呼ばれるもの。

 

細かい見積もりをカットして、「坪単価×リフォーム面積」というざっくりした計算でトータル費用を概算することができるという点が売りです。

 

例えば、坪単価20万円のリフォームで40坪の面積をリフォームするなら、20×40＝800万円ということになりますね。

 

ぜ～んぶ込みこみで、坪単価〇〇円のリフォーム！

 

それならお得そうだし、なにより簡単そう。

 

と思われがちですが、よく考えるとちょっと怖いような気がしませんか？

 

私なら、こういったセット料金は避けたいかなと思います。

 

というのも、そのようなタイプのプランの場合は、工事内容に制限があるという評判があるからです。

 

例えば、設備の仕様は最初から決まっていて「選べない」とか。

 

自分にとって快適な部屋、好きなデザインの部屋にしたい！と思ってリフォームするのに、最初から全部決められているなんて、ハッキリ言って、意味がないのでは！？

 

しかも、決められた仕様以外の部材を選ぼうとすると追加料金が取られる仕組みになっているケースも多いようなので、費用面でも かえって高くつきそう！

 

「セットプラン」に踊らされないほうが良さそうですね。

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