リフォーム 費用 古民家

トップページ ＞ 一戸建てのリフォーム費用の相場を調べて分かったこと ＞ 古民家の再生リフォームは費用をどこにかけるべき？

ツイート　　

 

現代文明も舌を巻くような生活の知恵が生きているかと思えば、やはり決定的な弱点もあったりするのが古民家の特徴です。

 

独特の趣を残しつつ、最新の技術を取り入れるリフォームテクに注目です。

 

全てがオートマチックで便利な生活に慣れてしまえば、今度は逆に、昔ながらの「ちょっと不便だけど手作り感のある生活」が恋しくなる…。

 

人間とはゲンキンな生き物ですよね(笑)。

 

ちまたで古民家のリフォームがブームになっているのも、そんな流れの一つなのかもしれません。

 

鉄筋の堅牢で無機質な建物よりも、自然と同化した温かみのある昔ながらの住宅に人気が集まっているのです。

 

古民家で使われている木材は、今となってはレアな価値のあるものも多いので、「どれだけ費用をかけても、この家を再生したい！」と情熱を注ぐ方も多いよう。

 

日本の古い住宅は夏場の風通しを考えた間取りになっているため、実際に生活する上でもメリットがいっぱいです。

 

エコの時代だからこそ、ありのままの自然ならではの魅力が見直されているのでしょうね。

 

古民家のリフォーム費用は、その建物の状態によって大きく差が出ます。

 

基本的には、「スケルトンリフォーム」といって、骨組みだけを残して解体→建て直すというパターンが多いようですね。

 

そこに、最新の電気工事技術や水回りの設備を投入することで、古い物と新しい物がＭＩＸした絶妙な建築物を生み出すわけです。

 

ただ、この骨組み自体がすでに使える状態ではないということになれば、さらに大がかりな工事になってしまいます。

 

「白アリにやられていて、土台がボロボロ（泣）」なんてケースもありますからね。

 

費用としては、同じ建坪で新築木造住宅をリフォームする際の1.5～2倍程度が一般的。

 

つまり、最低でも1,000万円は覚悟しておいたほうが良さそうです。

 

数年前、仕事で知り合ったお客さんで、使い道のない古民家を保有していた方がいらっしゃいました。

 

その昔、その方のご両親が住んでいたとのことで、今は使い道もないとのこと。

 

「ここをうまく活用してくれる人がいるなら、リフォーム費用は自分が負担する」…つまり、やる気があるならスポンサーになっても良いよという、なんとも太っ腹な話！

 

私もなぜだか巻き込まれて(笑)、入居者探しを手伝うことになったんです。

 

その方の意向としては、町おこしにつながるような建物にしたいとのこと。

 

地元のTV局や新聞社の知人を頼り、大々的にプロモーションを打った結果、応募総数は50件以上！

 

最終的には、地元の郷土料理を出すカフェをやりたいという方に決まりました。

 

そんな事例もあるので、「古民家を使ってなにか事業をやりたい」という方は地元の情報誌や新聞を見てみると美味しい話を見つけられるかもしれませんね。

ツイート　　

スポンサーリンク