庭作り 石畳

トップページ ＞ 初心者の庭作り、ありがちなことって？ ＞ 石畳を使って庭作りに奥行き加えてみましょう

ツイート　　

 

庭はどうしても好きな花を植えたり気に入った花木を先に配置してしまい、気が付いたら咲き方も色もバラバラになりがちです。

 

はじめに庭を幾つかのパーツに仕切ることで計画的な庭作りができますし季節感もより味わうことができます。

 

玄関から庭へ、そこから庭の様々なコーナーへと目線を誘導したり、隣り合うコーナーの区切りとして石畳を活用できます。

 

自分の庭に取り入れる前にレストランやカフェのエントランスや中庭でどんな風に石を使っているか、石畳の役割なども見ておくと良いでしょう。

 

そっくりそのままは無理でも色合いから受ける印象やあわせている植物など参考になることは沢山ある筈です。

 

砂利やレンガを敷き詰めてもそれは石畳と同じ効果があります。

 

最近ではジェムストーンと呼ばれる大き目の色々な形に割られた平らな石が使われた庭も多いですね。

 

石畳は面で広く敷き詰めたもの、通路に敷き詰めたものなどがあります。

 

広く敷いた場合統一感もうまれますし上にテーブルを置いた時などの安定感も抜群です。

 

また掃除がしやすい、歩きやすいという利点もあります。

 

逆に庭のイメージがその色になってしまい植物との兼ね合いを考えねばなりません。

 

そして庭の模様替えが大変な苦労であると言う事、敷くのも剥がすのも費用がかかるのも忘れてはいけません。

 

石の色によってはかなりの威圧感が生まれてしまいますので石の色選びも大切なことです。

 

玄関まわりに使っている石畳があるならその雰囲気とあまりにもかけ離れた素材や雰囲気のものは選ばないほうが無難です。

 

お玄関がやや「和」な雰囲気で、お庭は「洋」にしたい場合など、どちらの雰囲気にもあう石畳というのもあります。

 

庭へのアプローチを少しづつグラデーションをかけるように石の色を変えて配置もできます。

 

目線を上、下、横へと移動させるような色の配置を考える、それも庭作りの楽しみの一つですね。

 

ＤＩＹ感覚でポンポンと石を配置して砂利を使って通路を作るのという手もあります。

 

その縁取りに背の低い花を植えると歩いていても楽しいでしょうね。

 

ベージュや灰色の砂利はタイムやローズマリーなどのハーブととても相性が良いのでそれだけで素敵なコーナーになります。

 

石畳と敷くことで植物の育っていた環境に近い雰囲気を作ってあげる事もできますね。

 

雨の跳ね返りも少なくなるしハーブの収穫も楽になります。

 

広い面を作るときは、石畳を敷く場所を平にならしたり水平機で計るとより良いのでしょうが細い通路ならそこまでしなくてもある程度のならしで石を置いてもかえって自然な感じになります。

 

とりまく植物との調和を考えて目地になる砂利の色なども決めておきましょう。

 

目地には砂利だけでく芝やわい性のある植物を使っても雰囲気が出ます。

 

コツとしては一度の作業で全部を終わらせようとしないこと。

 

石の配置で石畳全体のイメージが変わってきますので時間を置いて、とか翌日とか、また違った視点で見ることも大切です。

 

配置に慣れてきたら、少しづつ通路を延ばしていきましょう。

 

使う石の素材は変えずにおくと庭にささやかな統一感もでて美しい庭という印象にも繋がります。

ツイート　　

スポンサーリンク