庭作りに職人気分の楽しさと土の温かみをプラスするレンガの存在
レンガを使うだけで和風の庭もイングリッシュガーデンへと進化します。
庭作りにおけるレンガの活用術色をまとめてみました。
昔は赤いレンガ位しか見かけませんでしたが今では輸入レンガも増え雰囲気のある柔らかな色のレンガや角を丸くしてあるおしゃれなアンティークレンガなどが沢山あります。
ぜひお庭にレンガを取り入れてセンスアップを目指しましょう。
それは出来上がりが自然でさりげなく自然と調和しているからかもしれません。
レンガが愛され続けているの理由の一つに暖かい風合いがあります。
しかも和風の建築物とも洋風の建物とも不思議にマッチしますので今や庭作りには欠かせない存在です。
庭作りだけでなく玄関のアプローチに、門に、塀に、リビングの壁や暖炉にも使われていますね。
人気のおかげで種類も重さも大きさも増えホームセンターで簡単に手に入りるようになりました。
一つ100円を切る値段のものまで売られていますので庭作りにレンガを取り入れない手はありません。
レンガを多用する事で華やか過ぎず地味すぎないシックな庭の演出が出来ますし、強い色の花も優しく
見せることが出来ます。
コンクリやセメント、あるいは木製のものと一緒に使う事で棚やコンテナ、植木鉢まで作れます。
最近では半分の厚さのレンガもあり接着剤で簡単に貼り付けられますので壁面にも活用できますね。
レンガの種類や簡単なレンガの使い道をご紹介しますので貴方の庭作りの参考に為さってください。
レンガには沢山の種類があります。
有名な赤レンガを初めとして耐火煉瓦(BBQのかまどなどにも使えます)や断熱レンガ、アンティークレンガ形が長方形、正方形、半円や丸いものなど用途によって使い分けもしやすくなっています。
色も様々で組み合わせによってイギリス風、スペイン風、或いはエキゾチックにお庭を演出できるでしょう。
大きさは20cm×10cm×6cmが最も多く、その半分のものや厚みが半分のものなどがあります。
私が作ったつたない経験から簡単な手順を説明します。
もちろんプロにお願いしても良いのですが、小さな面積でしたら数日で完成しますのでトライしてみるのも良いと思います。
・・・が、地面に敷く場合でも(壁に積む場合でも)若干、手間のかかる作業が待っています。
又道具類も材料も揃えておいた方が仕上がりはより綺麗です。
庭に敷く場合、最初にレンガを敷きたい場所にレンガよりも深めの深さが均一な穴を掘りその地面を平にならしておく事が重要です。
それから敷きたい場所、にレンガの組み合わせを考えて仮置きとして並べてみます。
それによって何枚のレンガが入るのか、どう並べたら良いのか、がわかります。
レンガの寸法を測って図面を書くと必要枚数が割り出せますが、プロ並みに敷き詰められると言う前提の上での計算になりますのでやはり面倒でも一度並べてみる事をお薦めします。
根気の要る作業ですが、適当に並べてしまうと置きたい場所にうまく収まらなくなってしまう可能性があるのです。
仮に置いてみておかしい所がなければ一旦レンガを取り出し、路盤材と呼ばれる砕石を敷きつめます。
これが土台になるわけですね。
路盤材を踏み鳴らしてセメントを練りセメントを敷きレンガを並べて行きます。
並べたあとは目地に珪砂を埋めていきます。
それが終わった後でしっかりと踏み鳴らす、これも綺麗な仕上げの為の重要なポイントです。
最後に上から水をかけセメントが固まったら完成です。
もちろん素人がやるのですから多少デコボコのある敷き方もご愛嬌ですね。
注)踏み均すための「タンパー」という広い面で圧をかけられる機械があり、それをレンタルしてくれるホームセンターもありますので探してみると良いでしょう。
その際は水平機なども一緒に用意しておけば出来上がりは完璧に近いものになりますね。
上記の様に、地面に敷く、或いは積んで壁を作るレンガの使い方もありますが、かなりハイレベルな知識と技術、道具が必要になってきます。
それだけに、作ってみると庭の雰囲気は統一感も出て植物が美しく見えることも事実です。
もう一つ、誰にでも出来て雰囲気の出るレンガの使い方もありますのでそちらもご紹介したいと思います。
レンガに土、苗、砂利などを組み合わせて花壇のヘリなどを作る方法です。
花壇を作りたい場所に穴を掘り平に均したらアバウトにレンガを並べていくだけです。
隙間が開きすぎても土を盛れば大丈夫。
もしくはレンガとレンガの間に小さめの砂利を敷き詰めても良いですし芝と交互に置いたり
クローバーなどの苗を間に植え込んでも雰囲気が出ます。
葉が茂ってくれば隙間もデコボコも緑で覆われて不思議とサマになってきます。
花壇だけではなく飛び石の様に小路にレンガを並べても良いですし、幾つか組み合わせて漢字の田の文字の様にして置くだけでも見栄えが良く、その上に鉢を並べて乗せても良いですね。
レンガとレンガの隙間に苗を植えるのはレンガのズレも防ぐことにもなり見た目も可愛らしく一石二鳥です。
お金をかけてプロに頼めば立派なものが出来ますが、小さなコーナーやちょっとした小路などはレンガと苗の色の組み合わせを考えながら置いていくと味わいのあるものになるでしょう。
庭作りの中で大切なのは綺麗な外見だけではありませんよね。
作る過程に様々な思い出があることで愛着のある庭になっていくのではないでしょうか。
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