選ぶならどっち?どう違う?種類が豊富な外壁材
選ぶ素材によって、家の印象がガラリと変わってしまうのが外壁材。
そもそも、どんな種類があるのでしょうか?
外壁材は、見た目だけではなく、その家の耐久性を左右するもの。
新築やリフォームの際には、複数の素材の特徴を比較・検討した上で選択したいものです。
色んな種類がありますが、おそらくみなさんの馴染み深いのは、トタンに代表される「金属」の外壁や、お城や神社仏閣、古い蔵の外壁に使われている「漆喰」を含めた「モルタル・塗り壁」ではないでしょうか。
このほか、「タイル」「セラミック」などの素材もありますが、近年、人気を集めているのは「サイディング」と呼ばれる外壁材です。
家を建てる人の約4割は、このサイディングを選んでいる…というデータもあるそうですよ!
トタンとは、薄い亜鉛メッキ鋼板に塗装を施したもの。
要するに、金属です。
「トタン外壁は雨仕舞が良い」というメリットがある一方で、錆びやすかったり、断熱性が低かったり、錆びてくるとみすぼらしく見えたり…とデメリットが多いのも事実。
これに対してサイディングとは、大きなパネルのようなもの。
窯業系、金属系、木質系、樹脂系…と様々な種類があり、選ぶ素材によって耐久性も見た目の印象も異なります。
その分、「価格やデザインのバリエーションが豊富で選ぶ楽しみがある」「工場で作られるので、品質にバラつきがないのが安心」というメリットがあるのが魅力ですね。
「いいかげん、古臭いトタン外壁は卒業したい…。サイディングにリフォームすることはできるの!?」ハイ、もちろんできます。
基本的に、古いトタン外壁のお宅は、壁の内部に断熱材が入っていないことがほとんど。
ですから、サイディングへのリフォームの際に、断熱材を入れ込んでバージョンアップを図るというケースが多いようですね。
工事内容としては、まず、既存のトタン外壁を剥がして、構造用補強金具を取り付けます。
そして、新たに断熱材を投入!
そして、下地として構造用合板を貼り込みます。
次に、防水下地シートを貼って、下地桟を打ち込んで、サイディングボードを貼って仕上げる!という流れ。
中には、古い外壁材の処分費用をカットするために、剥がさずに上から新しい外壁材を貼り付ける手抜き工事をする業者もあるようなので、ご注意ください。
外壁塗装の総合情報
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