業者選びは慎重に!トタン外壁のリフォーム工事
一言で「外壁」と言っても、使用する建材は様々。
素材によって、見た目の意匠性や耐久性、メンテナンスのしやすさも違ってきます。
トタン外壁をリフォームするなら、どんな素材が良いでしょうか?
現在、外壁材で圧倒的な人気を誇っているのが、サイディングボード。
大きなパネルを継ぎ合せて作るタイプの壁です。
定期的に継ぎ目部分のメンテナンスが必要になるものの、「耐久性が高い」「工場生産だから品質が均一」「デザインや価格の選択肢が広い」ということで人気が集まっているよう。
トタン屋根からこのサイディングにリフォームする方も多いようですね。
とはいえ、ただ「トタンを剥がして張り替えて見た目をキレイにするだけ」ではあまり意味がありません。
せっかくのリフォームですから、壁の強度を上げたり、内部に断熱材を入れたり、防水下地シートを張り込んだりして、外壁のバージョンアップを図りましょう!
トタンを剥がして新しい外壁材にリフォームする場合、「単に見た目をキレイにするだけ」の工事であれば、いくらでも安くあがります。
確かに、見栄えは良いでしょう。
しかし、構造の面からしっかり考えて、色々と提案してくれる業者にお任せしなければ、ほんの数年で“ガタ”がきてしまいます。
外壁には、「家の顔」としての役割に加えて、「その家に住む人をあらゆる災害から守る」という役割があることを忘れてはいけません!
安易に、安い金額を提示してくる業者に惹かれるのではなく、少々見積もり金額が高くなったとしても、本当に家のことを考えてくれるリフォーム業者を選ぶべきです。
近年、外壁などのリフォームを巡るトラブルが多発しているのだそうです。
トタン外壁のリフォームを検討している方も多いと思いますが、業者選びには要注意!
例えば、「遮音性・断熱性・防水性がアップしますよ」という謳い文句の業者の中には、古い外壁材の上にそのまま桟木を打ちつけて、断熱材入りの金属サイディングを張るという工法を使うところもあります。
しかしこれは、補強下地もなく、耐久性という面では決してオススメできない手抜き工事です。
単に、古い外壁材の処分にかかる費用や、人件費を削っているだけ…!
将来起こり得るトラブルやメンテナンスのことも考えて、必ず複数業者の施工内容と金額を見比べてから決めるようにしましょう。
外壁塗装の総合情報
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