「チョーキング」にご用心!外壁劣化のサイン
トタン外壁は、どの程度劣化したらメンテナンスすべきなのでしょうか?
その頃合いを知る上で一つの目安になるのが、表面に浮かび上がる白い粉です。
古くなってきたトタン外壁に浮かび上がってくる白い粉の正体は、トタンの塗膜。
この膜に含まれていた二酸化チタンが太陽の光によって酸化分解された結果です。
この現象は「チョーキング」とも呼ばれていて、トタン劣化の目安の一つになっています。
トタンの場合は腐食の進行が速いので、白い粉がそれほど多くない段階であっても、早めにリフォーム(塗装)するのが吉です。
もっとも、最近は、アパタイト(カルシウム成分)を被覆させることによって劣化を防ぐ「光触媒」の技術も確立しているようですが。
ちなみに、トタン外壁の場合、チョーキング以外にも「錆び」にも注意が必要です。
何しろ、素材が金属ですから…。
長期間にわたって雨や窒素酸化物にさらされ続けると、あっという間に錆びてボロボロになってしまいます。
錆び=「赤」というイメージが強いかもしれませんが、ホコリがつきやすい部分は白錆びができやすいのだとか。
ただの汚れだと思っていたら、実は錆びだった…なんて、気づいたら手遅れになってしまうかもしれませんので、まめにチェックするように心がけましょう。
白いトタン塗料で塗っておけば、外壁にチョーキングや白錆びが出ても悪目立ちしないのでは?
…と、白いトタン用塗料をお探しになる方も多いかもしれません。
しかし、残念ながら白いトタン塗料は入手が困難かもしれません。
口コミでも、「手に入りにくい」という声が聞かれます。
その場合はシルバーなどで代用してみてはいかがでしょうか。
真っ白よりも近代的でオシャレですし、汚れも目立たなくてオススメですよ。
外壁塗装の総合情報
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