漆喰 外壁 欠点

MENU

漆喰外壁のデメリット…伝統的な工法にも欠点あり!

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

外壁に漆喰を選ぶ場合は、長い目で見て、メリットばかりではなくデメリットも踏まえた上で結論を出しましょう。

 

漆喰外壁の欠点は、主に次に挙げる3つです。

 

単価が高い

欠点の1つ目は、「お金」の問題。

 

漆喰は、他の建材に比べて「単価が高い」と言われています。

 

主な理由は、下地処理に手間・暇・材料がかかるから

 

材料を練り合わせる工程にも技術が必要なので、他の材料よりも高くつくようですね。

 

具体的な金額としては、下地処理込で単価(1m2)10,000円前後は覚悟しておいたほうが良いでしょう。

 

また、漆喰の外壁というと通常は「乳白色」なのですが、これに色を加えるとなると、混ぜ合わせる色粉の分のコストがかさみます。

 

工事に時間がかかる

さらに、漆喰の外壁は施工に時間がかかるという欠点もあります。

 

なぜなら、セメントの外壁と比較すると、乾燥に時間がかかるから

 

もし、この「乾燥」の工程を十分に行わずに工事を進めてしまうと、後になってクラックなどのトラブルが発生してしまうリスクが高くなるのです。

 

ただし、工法の工夫によっては、より短期間で、なおかつ低料金で工事を済ませることも可能です。

 

一般的な漆喰外壁は、「モルタル下塗り→養生→モルタル中塗り→養生→吹き付け塗装」というプロセスで工事が進みますが、「モルタル下塗り→養生→漆喰中塗り+漆喰上塗り」という手順で行う業者もあるのだとか。

 

詳しくは業者さんに相談してみてくださいね。

 

耐水性が低い

漆喰の外壁といえば、「ジメジメしている時は湿度を吸って、乾燥している時は空気を潤してくれる」という「調湿性の高さ」がウリ。

 

ですが、そのメリットも、見方を変えれば「水分を吸いやすい」という欠点とも捉えられます。

 

つまり、雨に弱いということですよね。

 

実際、雨を吸って色が変色してしまうこともあるようです。

 

さらに、漆喰の原料である消石灰が空気中の二酸化炭素を吸収して石灰化してしまい(硬くなり)、「経年変化で調湿性が落ちた」というデータもあるのだとか。

 

その点は事前に覚悟しておいた方が良いでしょう。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

外壁塗装の総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

同じカテゴリの記事

漆喰をDIYで施工中!
今、人気の漆喰の外壁。DIYなら自分で施すのだから思い通りにできる。しかし、それには少々腕が必要な…。コストも抑えれる為、DIYチャレンジもあり?!
価格はいくら?
北欧系、オシャレですよね。建物の美しさには、漆喰が関係している。耐久性に優れているため、各地で人気のある素材なんですね。
色のバリエーション
漆喰の外壁の色は変えれる!しかし、確実にコストもかかる…。初めに塗るときだけでなく、塗り直したい…となれば同じ色にすることは難しい。オシャレを楽しむには、少々勇気が必要です。
プロの塗り方
コストを抑え、自由なデザインが施工できるDIY。素人が施工するには少々難しく感じますが。ポイントを意識すれば、うまくいくのでしょうか…。
費用を安く抑えたいなら
DIYでお安く済ませるもよし、後々のメンテナンスを考え職人さんに任せるもよし。後は、ご自身の腕前と費用の問題ですね。一個人としては、少々費用がかかっても、職人さんにお任せしたい。
メンテナンスが大切!
家の第一印象ともなる外壁。その素材を漆喰に…と考えている方もみえるのでは?耐久性があるといえど、メンテナンスも必要。うーん。悩むところです。
下地が命です
縁の下の力持ち。何層もの下地の上に、漆喰の壁が出来上がる。下地によって快適性が保たれる。下地って見えないけれどとても大切なんですね。
施工単価
単価もピンからキリまで。安すぎるのは注意が必要そうですね。必ず見積もりはしてもらいましょう。手抜きではなく、工法によってはお安くなるかも。こちらは交渉の余地ありです。
補修方法
素人でもできる漆喰の修理。それも使うのは1つ」。方法についてはHPに載っているようだし。DIY好きな方はチャレンジありですね。
防水で汚れも防げる
人体にも環境にも良い漆喰。是非選びたい。しかし水に弱いんでしょ~…。最近は、この弱点を克服した素材もあるよう。諦めるのはまだ早い?!
オススメの色
日本人を魅了する外壁の一種、漆喰。真っ白なのもいいですが、色を付けれるのだとか。左官職人さんとの相談は必須だが、オリジナルなものができるかも。
クラックが入ってしまったら
やればできそうな気もする、クラックの修理。器用な方は、簡単な塗料もあるようなので是非チャレンジを。不器用な私は…業者に頼もう…。
カビが生えてきた
漆喰の家…耳にしたことはありますが。通常の新築のお値段に対し結構割高。メーカーも、やはり人に優しい住宅と謳ってましたが。内壁はよしとして、外壁に使用の場合、寿命を考え決めたほうが良さそうですね。
黒い壁、、、渋い
黒は難しい…。漆喰自体、手間ひまのかかる素材。しかも黒となれば、色を混ぜるという工程が増えるわけで。勿論、業者に頼むが1番。DIYでチャレンジされる方…すごいです。
メリットまとめ
天然素材の上、人体にも優しく、耐久性にも優れ、目を引く外観…良いとこずくし。更に、自然に還るエコ素材!もう外壁は漆喰に決まりだ(笑)
耐久性ならサイディング
職人技の塗り壁。オリジナリティが出て、メンテナンスも不要ときたら選びたくなる。これだけ色々な外壁があると悩みますね…。
種類は沢山あります。
漆喰にも色んな種類があるんですね。日本で作られた和漆喰だけでも5種類。色は白!…というイメージがあるけれど、昔の建物は白ばかりではないような。色をつけれたのだろうか。
洗浄する
普通の外壁ならば、ザザーっと水をかけて洗浄。しかし、そう簡単にはいきませんよね。なんせ、水に弱いんですから。ここは、プロの方にまかせましょう。
漆喰の耐久性について
天然素材な上に、防火性・耐久性に優れている。万が一、火災になっても燃えにくく、二次災害を食い止める事ができるのなら、少々割高でも選びたくなる。