おしゃれな庭づくりは庭で過す時間を大切にする事から始まる
洗練された庭、寛げる庭、憩いの場所、思索する時間を持てる庭・・・庭に求められるスタイルは日々の暮らしの中で変化し続けます。
咲いている花の見え方もいつも同じ訳ではありません。
でも共通の求められる何かがあるとしたら、それはやはり「安らぎ」ではないでしょうか?
育てる喜びを知ったり、植物の成長を楽しみにしてみたり、雑草を抜いたり、ただボーっとしてみたり・・・。
おしゃれ、と一口に行っても形は様々で庭といえど洋服や車と同じです。
自分にとって、そして庭にお招きするする方にとって、そこにリラックスや安らぎを与えられる庭こそが本当のおしゃれで素敵な庭の基本ではないのでしょうか?
イングリッシュガーデンやフランス式の庭、日本風庭園など庭の好みも色々です。
どんなスタイルの庭でもそれなりにセンスの良し悪しと言うのがあるようです。
いったいそれはどういう違いが生むものなのだろうか、少し考えてみました。
オシャレ、センスが良い人と言うのは洋服を例にとってみても そもそも余裕と言うか、馴染んでいて自然にそれが身についていたりします。
最近では「こなれ感」とも言われますね。
それは無理がない、頑張りすぎてない、という事を指すもの。
結局、本人の「リラックス感」がしっかりと伝わるのと同じ様に「無理してる感」もしっかり伝わってしまうのでしょう。
普段着物を着慣れていない人が着物を着て歩いてもどこか苦しそうに見えたり、帽子やサングラスに慣れていない人・・・の感じといえば伝わるでしょうか。
庭も同じで雑誌などで見た小物を手に入れて配置してみても、育てた事の無い綺麗な植物をずらっと植えて見てもそれがそもそもの暮らしや庭の全体の雰囲気と合っていなければ洗練された感じは生まれないし、残念ながらただの借り物に見えてしまう事でしょう。
無理のある庭つくりは、せっかく植えた植物も世話が行き届かなかったり飾った小物もうまく活かす事が出来なかったりで結局愛着も薄くなってしうようです。
ゆっくりでも着実に出来ることから初めて、試行錯誤の中に植物に関する知識を増やして行く。
自分でどこが好きなのか理由をわかっている植物があったり、育て方のコツを少しでも人に話せるようになってくる。
育てる喜びが増え、さらに工夫が楽しくなって庭の中にいる時間が長くなった頃には自然と庭に遊びに来る人が増え、必要なテーブルやガーデン小物も相応しい場所に配置されます。
そんなプロセスを経ておしゃれな庭がどんどん進化していくのが望ましいですよね。
最初から何もかも用意してみても、誰も遊びに来てくれない庭では仕方がありません。
センスが日々の努力から磨かれていくようにおしゃれな庭も小さな努力が作り上げていくものです。
暖かくなって花が咲きだすころはお客様を招くのが楽しみになってくる、そんな庭つくりを楽しめたら最高ですね。
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