外壁工事の日数が短すぎるはヤバい!安さ重視はダメ
外壁工事は、その内容に応じて「まともな作業を行えば、最低でもこのくらいは必要だ」という目安日数があります。
それはどんな業者に依頼しても基本的には変わりませんので、極端に短い日数を売りにしている外壁工事業者には注意が必要です。
数十万円、数百万円の費用をかけて外壁工事をするわけですから、手抜き工事をされたらたまりません!
だからこそ、見積もりをチェックする際には金額だけではなく「日数」にも注目していただきたいのです。
家の周りに足場が組まれ、ブルーシートのようなものがかぶせられている。そんな建物をたまに見かけます。
何か外壁工事をやっているのかな?ということは推測できるのですが、具体的にどんな内容の工事なのかは外から見ただけではわからない場合も多いですよね。
日数も様々で、数日で見違えるような外壁になっていることもあれば、1週間、2週間・・・と長期に及ぶことも。
実はこの「工事日数」が外壁工事の鍵!
それぞれの工事には「これだけの工程の作業をするこのくらいの日数がかかる」という業界内での目安日数があり、それよりも極端に短い場合は注意が必要です。
確かに、期間を短くすることで人件費を削減することができる→トータル費用を安くできる!というメリットはあります。
そこを売りにしている業者もありますが、実は大切な工程が省かれていたりしますので、安易に信じてはいけません!
例えば、外壁の汚れを洗浄する場合。
これでも、足場を組んだり、サッシや玄関ドアを養生したり・・・で約1日かかり、2日目に洗浄。
つまり、最低でも2日はかかるということになります。
また、外壁工事の定番である塗装。
この場合は、洗浄の後に下地の調整(サビ止めを塗ったり、クラックを補修したり)で1日かかります。
そこから外壁の下塗り→中塗り→上塗り→雨どいなど細部の塗装→最終チェック→足場や養生の撤去という手順になりますので、最低でも10日は必要。
普通は2週間を目安として考えます。
張替の場合は、塗装よりも工事日数が長くなります。
・・・といっても、それほど大きな差はなく、一般的には2~3日の違いですので、こちらも約2~3週間を目安としておきましょう。
外壁工事を依頼する場合は、日数に加えて費用面の相場を知っておくことも大切です。
一般的な相場金額よりも極端に費用を安い場合は「手抜きをして、大事な部分をカットしているのでは?」という心配があります。
逆に高すぎると「いたずらに工員や日数を増やして人件費を高くしているのではないか?」と疑いたくなります。
30~40坪のお宅の外壁であれば面積は150m2前後ですから、項目別の外壁工事費用の目安は次のようになります。
外壁の状態や選ぶ外壁材、塗料の種類によって金額には幅が出ます。あくまでも目安として参考にしてください。
- 張替(既存のボードを撤去して張替える) ・・・約200万円~
- 張替(既存の外壁の上に重ね張りする)・・・約180万円~
- 塗装・・・アクリル系塗料で約80万円~
- 洗浄・・・約3万円~
この目安よりも大幅に安い場合、日数が極端に短いケースが多いようです。
見積もりをもらったら、細部までよくチェックしましょう。
最低でも2社の相見積もりが必要です!!
外壁塗装の総合情報
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