バイオ洗浄でしつこい外壁汚れをスッキリ!手順&費用
外壁のしつこい汚れに手を焼いていませんか?
何を試してみてもキレイにならないのであれば、一度、バイオ洗浄を検討してみると良いでしょう。
バイオ洗浄の原理や作業手順、業者に依頼した場合の費用についての情報をまとめてみました。
「バイオ」というからには「生物」に関するものであることはなんとなく想像がつくはず。
でも、「生物洗浄」ってどういうことなの!?
外壁の汚れにも様々な種類があります。
砂埃、泥汚れ、排ガス汚れ、カビ、そして・・・コケや藻の汚れです!
私の実家でも、白い外壁が気づけば部分的に緑色になっていました・・・。
ちょっとした汚れであれば洗剤とブラシでゴシゴシ擦ることで落とすこともできますが、コケなどはそう簡単には落ちてくれません。
こうした汚れは見た目の印象が古臭くなるばかりではなく、塗装をする場合にも塗料がうまくなじまなくなってしまうのです。
そこでよく使われているのが、「バイオ洗浄」という掃除法。
これは、専用の薬剤を使って汚れを浮き上がらせ、さらには水圧によってキレイに洗い流すというものです。
コケやカビ汚れに特化した有効成分の働きで汚れが落ちやすくなるので、必要以上に水圧をかける必要がありません。
ですから、水やブラシの圧力で外壁材を傷めてしまうリスクも低減されます。
私たちの顔だって、水で洗い流すだけではしつこい皮脂は落とせませんよね?
それと同じように、外壁汚れもしかるべき手順を踏まなければスッキリさせることはできないのです。
では、外壁のバイオ洗浄を業者に依頼した場合はどのくらいの費用が発生するのでしょうか?
おおまかな手順としては、まず、外壁以外の部分(玄関やサッシ、照明など)を養生し、洗剤や水がかからないようにします。
その後、洗剤がなじみやすくなるように水をかけて、その上から洗剤を浸透させていきます。
そして10分ほど薬剤をなじませた後、高圧洗浄機で洗い流します。
これだけの手順で、費用はだいたい200~300円/m2。
シンプルな高圧洗浄の相場が200~250円/m2ですから、特殊な洗剤を使う分だけちょっと高くなるわけです。
施工事例を参考にしてみると、延床面積30坪~45坪だと壁の面積はだいたい100~150m2ですから、家全体では、2~5万円くらいの金額になるようです。
ブラシでゴシゴシやって、おまけに「キレイにならない!」とイライラするよりは、このくらいの費用で掃除してもらえるならお安いものです。
ちなみに、私の実家でもバイオ洗浄を依頼したことがありました。田舎なので・・・我が家を含めて、外壁がコケ汚れで緑になっている家が多いんですよ。
その時のことを回想してみると、バイオ洗浄をしてもらってから「今までよりもコケが生えにくくなった!」と父が絶賛していたことを覚えています。
それに、別に塗り替えたわけでもないのに、家が若返って見えたんですよ!
塗り替えるとなれば百万円オーダーの金額になりますし、日数も2週間くらいかかりますよね。
それが、ものの数万円、しかも数時間でキレイにできるわけですから、バイオ洗浄ってスゴイ!
外壁の洗浄を依頼するのであれば、汚れの状況に応じてバイオ洗浄も考慮に入れてみることをオススメします。
外壁塗装の総合情報
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