外壁 漆喰 下地

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和風な雰囲気が魅力。その下地ってどうなってるの?

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外から見ると、「ただ塗っただけ」「貼り付けただけ」のように見える外壁も、その内側にはかならず「下地」という基礎が施されています。

 

では、漆喰の外壁はどんな下地構造になっているのでしょう?

 

漆喰の外壁にリフォーム。下地はどうする?

外壁材として漆喰をセレクトする場合、その下地には「無塗装サイディング+ジョリパット」が使われることが多いようです。

 

サイディングとは、壁に貼る外装材のこと。

 

わかりやすく言えば、大きなパネルみたいなものです。

 

ひと昔前までよく使われていた「吹き付け」や「塗り壁」よりも、耐久性が高いという特徴があります。

 

次にジョリパットとは、アクリル系の「塗り壁材」の一種です。

 

耐久性、防カビ性、防藻性、防火性に優れているという特徴があります。

 

サイディング以外の下地は?

ちなみに、サイディング以外の下地としては、「細かい木の下地に防水シート(アスファルトフェルト)を貼り付け、その上にメタルラス(金網)を貼り付けて→モルタルで下塗りする」という方法が一般的のよう。

 

その上から、漆喰の仕上げ材を重ねるわけです。

 

サイディングに比べると、継ぎ目位置が自由になるというメリットがあるのだとか。

 

もっとも、そのメリットは建築に関わる方でなければ実感はありませんが…。

 

さらに、モルタルの上に漆喰を塗る際は、接着性を高めるために「モルタル接着増強剤」を薄めたものを刷毛で塗るというプロセスが必須のようです。

 

そもそも、下地が必要なのはナゼ?

防水シートに金網、さらにモルタルを塗り、そこに接着剤を塗る…。

 

外壁の漆喰の下には、こんな細かな下地処理が隠されているわけです。

 

ここまでのプロセスが必要な理由を一言で言えば、「住環境の快適性を高めるため!」

 

水に強く、寒さに強く、暑さにも強く、おまけに劣化しにくい(はがれにくい)。

 

下地をしっかり整えておかなければ、ちょっとした地震でいとも簡単に外壁がはがれてしまうかもしれません。

 

下地をしっかり調整して「足固め」をしてこそ、強い外壁が出来上がるのです。

 

まさに、下地は「縁の下の力持ち」というわけですね。

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外壁塗装の総合情報

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