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ロックだね!黒い漆喰の外壁!どうやって作られてるの?

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東京にある昔ながらのお店では、今でも黒い漆喰塗りの外壁が残っているところもあるのだとか。

 

一体、どんな方法で仕上げられているのでしょうか。

 

漆喰の外壁は、基本的には「白」

そもそも、漆喰の正体とは何なのでしょうか?

 

正解は、「海底のサンゴ礁」。

 

正確には、「石灰石」から作られているんです。

 

石灰石を1000℃で焼成し、そこに水を加えて「消石灰」という状態に変化させ、最後に「スサ」という植物性の繊維と「海藻のり」を加えれば出来上がり!

 

仕上がりは…みなさんもよくご存知の通り、白(乳白色)です

 

つまり、そこから「黒い壁材」を作るためには、何か黒い素材を混ぜ込まなければいけないということですよね!?

 

どんなものを混ぜると黒くなるの?

東京に残っている昔ながらの黒い外壁は、「江戸黒」と呼ばれるもの。

 

消石灰に、油煙とシノマタ海苔を加えて作られているのだそうです。

 

単に加えるのではなく、酒or油に溶かしこむような形でミックスして、その生地をじっくり休ませます。

 

さらに、ダマを擦りほぐして滑らかにし、最後は晒し布で漉すという…結構な手間がかかっている外壁材なんですよ!

 

これを白い漆喰の上から塗ると、独特の美しい艶めきがある黒壁ができるというわけです。

 

こんな方法も使える!

伝統的な江戸黒の技術には、古の人々の知恵と感性が光っていますよね。

 

ちなみに、他にも黒い漆喰外壁を作る方法があります。

 

それは、漆喰に墨を混ぜ合わせるという方法

 

ネットで検索すると、この方法で外壁塗装の施工をした事例がいくつかアップされていますので、ぜひチェックしてみてください!

 

ただし、分量や練り込む際の“コツ”があるでしょうから、DIYで黒壁に挑戦するのはちょっと危険かも…?

 

黒だけに、「失敗を恐れてちゃ、前には進めないゼ」みたいなロック魂でチャレンジしてみるのもアリかもしれませんが。

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外壁塗装の総合情報

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