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カラーバリエも楽しめる!?漆喰の外壁をオシャレに楽しむ

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そもそも、漆喰とはどのような素材でできているのでしょうか?

 

また、それに色を付けるために混ぜる物ってどんな物!?

 

漆喰の外壁って何色?

漆喰とは、海の中のサンゴ礁の成分である「石灰石」を1000℃で焼成→加水→のり(粘着性と保水性UP)・スサ(”つなぎ”の作用を持つ植物繊維)を加えて作られた天然素材です。

 

基本的に、色は「白」…もっと厳密に言うと、乳白色ですね。

 

天然素材ならではの独特の色調が人気なので、「あえて色をつけないほうがいい」という意見もありますが…。

 

天然の土や、色粉を加えることによって、色を変えることは可能!

 

ただし、手間・暇・お金はかかります。

 

“混ぜもの”で色を変えることもできる

昔の建造物などを見てみると、漆喰の外壁でも色は「全て白だった」わけではないことがよくわかります。

 

例えば、江戸の建物に多い黒い壁。

 

あれは、黒ノロと呼ばれる外壁材を使って作られたものなのだとか。

 

これは、①油煙・消石灰・ツノマタ海苔を酒or油に溶かす→②寝かせる→③擦って、ダマをほぐして滑らかにする→④晒し布で漉すというプロセスで作られた材料です。

 

これを白い漆喰の上から塗ると、美しい黒壁ができるんですって!

 

また、酸化第二鉄を主成分とする「ベンガラ」という色粉を混ぜるという手法もよく使われるようですね。

 

これを混ぜると、神社の鳥居のような、「あかぬけているけれど、派手過ぎない」、上品な表情の外壁を演出することができるんです。

 

色をつける場合の注意点

漆喰の外壁でも、黒だったり、茶色だったり、赤茶だったり・・・と色を楽しむことは可能です。

 

ただ、漆喰は、非常にデリケートな素材

 

混ぜる時の温度や塗り方によっても表情が変わってしまいますし、雨に塗れると色が変わってしまったりします。

 

特に、濃い色をつける場合は要注意!

 

何年か後に「一部だけ塗り直して補修したい」と思っても、同じ色を出せるとは限りません。

 

…というより、全く同じ色を出すのは無理だと覚悟しておいたほうが良いでしょう。

 

そこだけ塗り替えると不自然な印象になってしまうのは必至です。

 

また、混ぜものをする分、コストも確実にUPしますのでご注意を。

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