新築 離れ 風呂

トップページ ＞ 新築の風呂場が失敗する、その原因はご主人にあり?! ＞ 風呂付きの離れの新築は、もうすでに離れではない？

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新築で家を建てるのではなく、離れとして家を建てる。

 

この場合、風呂を造ることは認められてはいないもの。

 

離れではなく、すでにある家の増築として風呂を造るなど、いろいろな工夫が必要となってくるのです。

 

家の敷地に余裕があるから、子ども夫婦の住居を新築したい！これは素晴らしいアイデアです。

 

子ども夫婦は経済的な負担がずいぶん軽くなる、親世帯は、例えば孫の顔をすぐに見にいける。

 

ならば、すぐに新築しようと考えても、実はハードルがあるのです。

 

それは建築基準法、１つの敷地内に複数の建築物を建てることを禁止しています。

 

ですから、例えば家の敷地に余裕があったとしてももう１軒、例えば子ども夫婦のための家を新築する。

 

これは、法律に違反するということになるのです。

 

ならば、どのようにすればよいのか？

 

例えば「離れ」を建てるというのはどうでしょうか？

 

離れとは何を指すのか？少々難しい話です。

 

例えば、敷地内にカンタンな趣味を楽しむ小屋を新築する。

 

これは、建築基準法では離れに分類されるもの。

 

母屋と廊下などでつながっている必要はない、ただし、母屋なしでは独立して使えない。

 

こんな建物が離れと考えられるのです。

 

ですから、台所や風呂は離れに設置することはできません。

 

なぜなら、その時点で離れだけで独立して生活できてしまい、別の住居とみなされてしまう。

 

だから、同一敷地内に２つ家が建っているとみなされてしまい、法律違反となってしまうのです。

 

こんな性格を持っている離れですから、法律上は新築とはならないもの。

 

母屋から切り離されていても、新築ではなく増築と見なされるのが離れの特徴となってきます。

 

どうしても、離れに風呂がほしい！こんな場合は、どうすればよいのでしょうか？

 

一旦、離れで認可を受けた後に、離れに風呂を増築する。

 

確かにこれならば、建築基準法に違反してはいないものの、何ともスッキリしないもの。

 

違法ではないけれど、脱法のニオイがプンプンするのです。

 

それぐらいならば１つの敷地をきっちり分けてから、改めて離れではなく家屋を新築する。

 

こんな方法はどうでしょうか？

 

１つの敷地を分けるので、建ぺい率や容積率などを改めて、満たしていることが条件となります。

 

しかし、風呂を造ってはいけないとか、台所を造ってはいけないとか。

 

離れではありませんから、うるさい制限もありませんし、堂々と１つの家として独立させられるのです。

 

もしくは廊下でつなげてしまうとか。

 

こうなると離れは完全に増築あつかい、そこに風呂場を増築するという方法を取れば、何の問題もありません。

 

自分の土地だからといって、思った通りに何でもできるわけではない、実に不便ではあるのです。

 

しかし、法律は守らなければいけないもの。

 

離れを新築（増築）するにしても、しっかりとルールは守りましょう。

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