リフォーム 費用 贈与税

トップページ ＞ 一戸建てのリフォーム費用の相場を調べて分かったこと ＞ 二世帯住宅のリフォームは費用と贈与税に注意しとくと幸せになれる？

ツイート　　

 

そもそも贈与税とはどのような税金なのでしょうか。

 

具体的にはいくらもらうと発生するものなの！？

 

贈与税とは、「贈与されたもの＝もらったもの」に対してかかる税金のこと。

 

基本的には、「年間110万円」で線引きされています。

 

つまり、1年間に110万円を超えた金額をもらうとそこに税金がかかり、一部を国に持っていかれてしまうということですね（泣）。

 

自分で申告書を作成するという手続きが必要になり、これを怠るといわゆる「脱税」になってしまいますのでご注意を！

 

ちなみに、贈与税はあくまでも「生きている人」からもらった財産にかかる税金。

 

亡くなった人から相続した財産にかかる「相続税」とは似て非なるものです。

 

さて、贈与税を巡ってトラブルになりやすいのが、親子間でのリフォーム費用のやり取り。

 

二世帯住宅を検討している方は、基本的なルールだけは覚えておいたほうが良さそうですよ。

 

親に介護が必要になる前に…と、二世帯住宅へのリフォームを検討している方も多いことでしょう。

 

その場合、「リフォーム費用をどちらが払うか？」が問題になります。

 

例えば、現役世代でバリバリ働いている子供が費用を負担して実家をリフォームして一緒に住むという場合。

 

これは、親が子供から贈与を受けたことになり、その分だけ親が贈与税を支払うことになります。

 

ただし、子供が支払った費用分に相当する分を「子供の持ち物」として分ける手続きをすれば贈与税の支払いを免れることができます。

 

ところが、そうなると今度は「譲渡所得課税」が課せられることになるのだとか。

 

リフォームしたということは、その分だけ建物自体の価値は上がっているということになりますよね？

 

その分を「取得したもの」とみなされるために「譲渡収入があった」ということになり、所得税や住民税が増えてしまうんです。

 

う～ん、なんだかややこしい！

 

贈与税をはじめとする面倒な税金手続きをカットするためには、リフォームの前にその家を子供に贈与しておくという方法が最もシンプル。

 

「相続時精算課税制度」という制度があり、その家の固定資産税評価額が2,500万円以下ならば贈与税が課せられないんです。

 

ちなみに私の家の場合は、到底2,500万円には及ばないでしょうから(笑)、余裕でこの制度の対象になりますね！

 

もしリフォームして同居…ということになれば、この制度を使って贈与してもらおうと思っています。

 

いずれにしても、親だけで住んでいる実家をどうするか？リフォームする場合の費用負担はどうするか？という問題は誰にとっても切実なテーマ。

 

お互いに言い出しにくい話題ではありますが、後々のトラブルを回避するためには早いうちに話し合っておくことが大切ですね。

ツイート　　

スポンサーリンク