高圧洗浄機 外壁 サイディング

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ 外壁のクリーニングに高圧洗浄は要注意サイディングを痛める可能性が

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家庭用高圧洗浄機で外壁をきれいにしようと、サイディングに用いたりしますが、使用には注意が必要です。

 

特にコーキングや上下の開口部に、高圧洗浄機の使用はしないもの。

 

内部への水の侵入の原因になり、サイディングや躯体を痛めることになるのです。

 

TVショッピングが、相変わらず人気です。

 

その中でもロングセラーとして知られるのが高圧洗浄機、色々なところがきれいになると宣伝しています。

 

車やベランダ、外構の汚れが良く落ちると評判で、年末の大掃除の時期になると良く売れると聞きます。

 

加えて家の外壁にも、とCMをやっていますが実際のところどうなのでしょうか。

 

サイディングの性能は、塗装に負うところが非常に大きくなっています。

 

特に防水は重要で、窯業系・金属系問わず水の浸入はサイディングばかりか、家の骨組みである躯体を劣化させます。

 

また、窯業系サイディングのボード同士をつなぐ隙間や窓など開口部にも水の侵入などを防ぐためにコーキングがなされています。

 

コーキングの劣化も塗装の場合と同様、外壁に大きなダメージを与えます。

 

そこで、サイディングには劣化した塗装とコーキングをメンテナンスしてやることが必要。

 

塗装は塗り替え、コーキングは打ち替えるのですが、塗り替えに必要なのが、下地を整えることです。

 

その時、汚れを落とすのに用いられるのが高圧洗浄機。

 

さすがにTVショッピングで売っているようなものと性能が違いますが、原理は同じ。

 

高圧の水を吹き付けることにより、汚れを飛ばそうというものですが、熟練の職人さんでも使用には気を使うといいます。

 

水の勢いが強すぎ、サイディングやコーキングを痛める可能性があるからというのが第一の理由です。

 

加えて、私達素人が高圧洗浄機の使用は辞めておいたほうが良い理由として、上下の開口部から水が浸入する恐れがあるというものがあります。

 

サイディングのボードを貼る際に、重要なのは内部の通気性です。

 

空気が動かないと、サイディングの内外の温度差により、内部に結露が発生し、躯体にカビや腐食を生じさせます。

 

そこで、サイディングを施工する際には、躯体と壁の間に、必ず隙間を作り空気が通るような仕組みになっているのです。

 

その、空気の通り道はサイディングの上下に設けられているのですが、高圧洗浄時に水が浸入するのは避けなければなりません。

 

ですから、普通の業者ならば上下の開口部近くに高圧の水を吹きつけたりは絶対にしません。

 

その部分の汚れを落とすときには、必ず手作業で掃除します。

 

さて、家庭用の高圧洗浄機の場合ならば、水圧もそれほど高くないので、ボード自体にダメージが加わることはないでしょう。

 

しかし、コーキングの劣化を早めたり、上下の開口部から水を侵入させることになる可能性は、充分にあります。

 

サイディングのつなぎ目やサッシまわりなどコーキングが用いられている場所や、ボードの上下に洗浄機は用いない。

 

意外と知られていませんが、業者の間では常識なのです。

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