サイディング 塗装 見積もり

トップページ ＞ サイディングの価格と性能を徹底比較＆研究！ ＞ サイディングの持ちは塗装次第で安すぎる見積もりは要注意

ツイート　　

サイディング塗装の見積もりで極端に安い業者が見受けられます。

 

しかし、理由もなく安くできるわけがなく、塗装の工程上で何らかの理由があるのです。

 

サイディングの持ちは塗装次第、安い見積もりだけで業者を選ぶのは避けたいものです。

 

サイディングの性能維持に欠かせない外壁の再塗装ですが、複数の業者から相見積もりをとると値段の違いに驚かされます。

 

特に飛び込みで営業をかけるタイプのリフォーム業者は、値段の安さという点で、目を引きます。

 

しかし、値段が安いということは何らかの理由があるのです。

 

サイディングを塗装する場合の作業項目は、
足場代・養生、高圧洗浄・下地調整、下・中・上塗装の3工程しかありません。

 

あわせて、コーキングを打ち替えるならその工程を含めて4工程。

 

このいずれかの工程で手を抜くから、安い見積もりをあげることができるのです。

 

例えば塗装の前段階「高圧洗浄・下地調整」は、上から塗料を塗ってしまえば分らなくなってしまう工程。

 

一番手を抜きやすいのです。

 

しかし塗装業者は口をそろえて、塗装の前段階が一番大切だといいます。

 

この工程をおろそかにして、安くあげたはいいが塗装が持たない、クレームを付けたくても、連絡が取れない

 

こういう事態は避けたいものです。

 

やはり選ぶべきは、地元の信頼が置ける業者でしょう。

 

工程の手の抜き方で典型的な方法を以下にあげていきます。

 

先にも述べたとおり、高圧洗浄・下地調整は重要な工程ですが、手が抜きやすい工程。

 

高圧洗浄は単に水を吹き付ければいいだけではなく、避けるべき部分があります。

 

打ち直す場合は別ですが、劣化しやすいコーキング部と、結露を防止する空気の通り道、開口部です。

 

開口部はサイディングボードの上下に設けられており雨水が入りにくくなっています。

 

しかし、高圧洗浄は水の勢いが強いので、開口部から内部に水が浸入し、躯体部分の劣化の原因になります。

 

ですから一般の業者は、上下の部分は手作業で掃除をするのですが、その様子がなければ、手抜きをしているといえるでしょう。

 

また、下・中・上塗装は3回重ね塗りをおこなうべき工程、下地が乾燥してから中、中が乾燥してから上と進むのが普通です。

 

しかし、ただ3回塗料を塗っているだけの業者が多いのが現実。

 

これだと時間は短くてすみますが、塗装面の強度でどうしても差が出てしまいます。

 

あまりにも早く、塗装の工程が終わってしまうようならば、実際乾燥させた上で重ね塗りをおこなうのか確認するとよいでしょう。

 

他にもコーキングを打ち直す工程ならば、古いものを撤去したうえで、新しいコーキングを施す必要があります。

 

しかし、そのまま上からコーキングを足して終わらせる業者もあるのです。

 

これではサイディングの劣化を早める結果になってしまうので、注意する必要があるでしょう。

 

サイディングの塗装、安すぎる見積もりには注意が必要です。

ツイート　　

スポンサーリンク