ペアガラス 携帯 電波

トップページ ＞ ペアガラスが結露！寝室が水浸し。ペアガラスだって結露する ＞ 赤外線だけでなく、携帯の電波も阻害するペアガラス

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ペアガラス自体には、携帯の電波を阻害する仕組みはありませんが、Low-Eガラスにはあるもの。

 

赤外線同様、携帯の電波も電磁波、ペアガラスにリフォームした途端に、受信状況が悪くなった、こんな事態も起こり得るのです。

 

ペアガラスで携帯の電波状況が悪くなる。

 

こんな事態は、想像もしていなかったかもしれませんが、これは当然起こりうること。

 

しかし、通常のペアガラスで携帯の電波状況が悪くなるということはありません。

 

問題は、ペアガラスの内部に金属皮膜をつくるLow-Eガラスを用いるケース。

 

これを使ってしまうと、携帯の電波が悪くなるということも起こり得ます。

 

Low-Eガラスは、太陽光の赤外線を反射して室内に侵入させないように考案されたガラス。

 

赤外線は物を温める性質があるから、外部から侵入した際には室内温度を上昇させるのです。

 

逆に、赤外線が窓から逃げていくと室内の温度が下がってしまいますので、これを防ぐのもLow-Eガラス。

 

Low-Eガラスを屋外側のペアガラスに使うと、熱の侵入を妨げる。

 

屋内側のペアガラスに使うと、熱が逃げるのを妨げる、こんな効果があるのです。

 

しかし、考えてみれば赤外線も携帯電話の電波も、周波数は違うものの電磁波の一種。

 

赤外線の侵入を阻むペアガラスを用いると、携帯電話の電波状況も悪くなる。

 

これは当然のことなのです。

 

ですから、ペアガラスを製造しているメーカーによっては、住宅全ての窓をLow-E化するのを推奨していません。

 

例えば住宅ではありませんが、全面ガラス張りのビル。

 

まあカッコはいいものですが、通常のガラスだと太陽光が入り放題。

 

暑くてしょうがないという事態が起こります。

 

ですから、Low-Eガラスが多用されるのですが、同時に携帯の電波も遮断する。

 

ですから、携帯の電波状況は最悪だとか。

 

そこで、携帯の電波を送受信するビル専用のアンテナを設置したりするものだといいます。

 

住宅ならば北側の窓など。

 

それほど日光の直射を受けないような箇所はあるもの。

 

そんな箇所はペアガラスにして断熱性は保持するものの、Low-Eガラスを用いない。

 

こんな方法で、携帯電話の電波状況位を保持することは可能です。

 

Low-Eガラスと聞くと、ハイテク性能バツグンの万能ガラスのように感じます。

 

しかし、思わぬ所に欠点はあるものなのですね。

 

加えて、Low-Eガラスは赤外線を妨げるぐらいだから、防犯性能も完璧だろう。

 

こんな風に考える人もいますが、こちらは完全に勘違い。

 

金属膜で表面が覆われているだけですから、カンタンに破れてしまいますので、防犯性のは高くはありません。

 

ペアガラスだと２重になっているから、防犯性能も高い？

 

こちらも勘違い、ガラスですから外部からの力には弱いもの。

 

２重になったからといって、強度は多少アップしたという程度。

 

防犯には全く役に立ちませんので、勘違いにはご注意下さい。

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