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性質の違いに注目して屋根材を選択すべし

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屋根をリフォームする際には、屋根材の違い、それぞれの耐久性の違いに注目する必要があります。

 

そして同時に、外壁のメンテナンスとの兼ね合いにも注目すべき。

 

なぜならメンテナンスが必要な屋根材でも、外壁と同時ならコストダウンできるメリットがあるからです。

 

葺き替えには屋根材の違いに注目

古くなった屋根をリフォームする場合、どんな屋根材を選べばよいのか?ちょっと考えどころですね。

 

現在主に用いられる屋根材はスレート、日本瓦、ガルバリウム鋼板の3種類、それぞれ違いがあるものです。

 

まず古くなった屋根が瓦屋根だった場合、日本瓦とセメント瓦では屋根材の特長に違いがありますのでリフォーム法も違うもの。

 

日本瓦はそれ自体、非常に耐久性が高いもの、50年程度は使用し続けても問題はありません。

 

ですから、リフォーム時には既存の瓦は再利用、屋根の下地のみをリフォームする葺き直しがおこなわれます。

 

一方、セメント瓦と日本瓦の違いは耐久性。

 

セメント瓦の寿命は10年程度ですから、この場合は葺き直しではなく、瓦自体を新しくする葺き替えが一般的。

 

葺き替える場合も、より軽量な屋根材を用いて構造にかかる負担を軽くするなら、日本瓦で葺き替えない。

 

よく用いられている屋根材のスレートか、近年使用が広まっているガルバリウム鋼板を用います。

 

スレートとガルバリウム鋼板の違いで大きいのは耐久性。

 

スレートは塗装によって下地を保護している屋根材、一方ガルバリウムはメッキで保護している屋根材です。

 

ですから、耐久性は施工さえしっかりしていればガルバリウム鋼板ならば50年程度はメンテナンスが不要。

 

屋根材としての価格はそれほど変わるものではないので、外観が気にならなければガルバリウム鋼板を選ぶのが良さそうです。

 

スレートのリフォームは塗り直す?

広く用いられている屋根材、スレートのリフォームの場合も、屋根材の違いを考えます。

 

ガルバリウム鋼板の屋根材の特徴を考えると、葺き替えるというのも一つの手。

 

リフォーム費用がかかってくるという問題はありますが、その後のメンテナンス費用が抑えられるメリットがあるのです。

 

まあ、普通に考えるならスレートのリフォームは10年程度おきの再塗装。

 

これならば、他の屋根材で葺き直すよりも費用が抑えられるというメリットがあります。

 

外壁も同時にリフォームるするならば

さて、ここで考えるべきは葺き直しをするべきか、再塗装をするべきか。

 

この場合、同時にどんなリフォームをおこなうかにもよるでしょう。

 

外壁も同時にリフォームするならば必要となってくるのが足場工事。

 

この費用が浮くので、再塗装の方が余計に安く付くということもありそうです。

 

外壁を再塗装で長い期間持たせたいと考えるならば、その度に足場工事が必要です。

 

ならば、屋根も一緒に手を入れていこう、そう考えるならば耐久性に優れたガルバリウムを屋根材に選ぶ必要はないはず。

 

耐久性に違いがあるスレートでも、充分長持ちさせる事が可能だからです。

 

長く付き合っていく家だけに、メンテナンスも計画的に。

 

そう考えるならば、屋根材の選択も違いを重視して考える必要があるのです。

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