屋根材 アーバーニー

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屋根材の原料も検討したい!アーバーニーはいいコトだらけ?

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屋根材に多く使われていた、アーバーニー。

 

聞きなれないこの屋根材は安価で、建築業界では屋根がキレイに見えると一世を風靡しました。

 

アーバーニーが普及した日本で、昨今は使われなくなった訳とは一体なんなのか!?

 

アーバーニーに隠された秘密とは?

 

日本の住宅の屋根事情

家の安全、美装性などの代表格はなんと言っても屋根ではないでしょうか?

 

屋根と一言で言っても、その種類、材料などは様々で、種類も豊富です。

 

これは、単に増えたのではなく、最近の住宅事情が大きく関わってきています。

 

この狭い日本で住宅を立てようと思うと、必然的に狭小住宅になってしまいかねません。

 

もちろん家を建てるには、家族の夢や希望が沢山詰まっていますから、できれば広い土地、広い家が理想的ですが、そういうわけにはいかない場合だって、もちろんありますよね。

 

例えば狭小住宅は、ある限られた土地に施主さんの命を受け、設計士の方などが狭小住宅でも満足出来るように設計されているはずです。

 

金銭的な問題で、屋根にお金を掛けれなかったケースや、もう一つは、建売(土地と建物を決められているため、設計段階で注文できない)住宅が急増した事にも理由があるようです。

 

つまり、何らかのメリットが沢山あって屋根材は増え続けてきました。

 

その屋根材の中でも今日は、安価で形状が容易に変えれて、施工が比較的簡単に出来る【アーバーニー】にスポットを当ててみましょう。

 

アーバーニーとは

平成初年度ころから、施工のしやすさと、価格の安さで、爆発的に普及しました。

 

もちろん現在でも多くの家の屋根に使われています。

 

その外観は日本風とは打って変わって、洋風のお家によく合うデザインのものが多いです。

 

丁度、住宅の新築デザインの傾向も平成に入ってドンドン洋風、または欧風に寄っていったのでしょう。

 

中には細かいスリットなどが入っている洒落た景観が原因で、ワレや飛散の原因になり、廃盤になってしまったものもあるくらいです。

 

修理としては、表面の塗装を塗り替え、雨ハケをよくしていくリフォームもあります。

 

表面にコケや汚れが付いていると、その形状の溝に入り込んでしまいますので、定期的なメンテナンスをすると寿命も伸びます。

 

製品自体は、25年から30年ほどの耐久性がありますので、少し長く屋根を保たせるためにもメンテナンスは必要です。

 

それでもダメな場合は、思いきって張替えを検討しても良い頃かと思うので、一度ご検討を。

 

もう一度アーバーニー?

葺き替えの検討の際に知っておかなければいけないことがアーバーニーにはあるようです。

 

アーバーニーは、その原料にアスベストが含まれているため、現在では製造ごと禁止されています。

 

ただ、その人気は根深く、今では各メーカーよりノンアスベストの製品も多く出てきました。

 

つまりアーバーニーに頼らなくても他にも屋根の材料はあるということです。

 

当たり前ですが価格も従来通り手の届きやすい価格帯になっていますので、将来性を考えると替えてしまうほうが、屋根のためにも、家族のためにもいいのかもしれません。

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